コマンドプロンプトのみ (起動時 f・8) の設定


"コマンドプロンプトのみ" の特徴

従来の MS-DOS との互換が高く、ほば全ての DOS アプリケーションが動きますが、多少の DOS の知識が必要となります。


設定のポイント

環境設定はコンフィグレーションファイルと、ゲームの起動ファイルのショートカットのプロパティで行う。


設定ファイルについて

関係する設定ファイル
ファイル名役割
CONFIG.SYS主にドライバ設定
AUTOEXEC.BAT実行ファイル起動、環境変数設定

これらのファイルを Windows のアクセサリーの「メモ帳」などで書き換えます。 また、[スタート] → [ファイル名を指定して実行] に "SYSEDIT" と入れて [OK] をクリックすると編集ソフトが起動するので、これを使うのもよいでしょう。

CONFIG.SYS の設定例

DEVICE=A:\WINDOWS\himem.sys /testmem:off
DEVICE=A:\WINDOWS\EMM386.EXE /umb /highscan /dpmi
REM DEVICEHIGH=A:\WINDOWS\kkcfunc.sys
DEVICEHIGH=NECCD.SYS /D:CD_101
FILES=30
BUFFERS=20,0
FCBS=1,0
LASTDRIVE=Q
DOS=HIGH,UMB,AUTO

以上の CONFIG.SYS 設定例の解説

DEVICE=A:\WINDOWS\himem.sys /testmem:off
        1MB 以上のメモリを認識させる
DEVICE=A:\WINDOWS\emm386.exe /umb /highscan /dpmi
        EMS, UMB, DPMI を使用可能にする
REM DEVICEHIGH=A:\WINDOWS\kkcfunc.sys
        DOS で日本語入力を使用しないようにする
DEVICEHIGH=neccd.sys /D:CD_101
        CD-ROM を使用するようにする
FILES=30
        同時に開けるファイル数
BUFFERS=20,0
        バッファ容量
FCBS=1,0
        ファイル制御ブロック数
LASTDRIVE=Q
        ドライブの数
DOS=HIGH,UMB,AUTO
        DOS に UMB を制御させる、HMA に DOS を組み込む

AUTOEXEC.BAT の設定例

@ECHO OFF
IF EXIST CD_101 LH MSCDEX.EXE /D:CD_101 /L:Q

以上の AUTOEXEC.BAT 設定例の解説

@ECHO OFF
        AUTOEXEC.BAT の動作を画面に表示しない
IF EXIST CD_101 LH MSCDEX.EXE /D:CD_101 /L:Q
        条件分岐による CD-ROM の設定

設定後

設定が終わったらコンピュータを再起動します。
起動中「Windows95 を起動しています」とメッセージが出ている間 (標準で 2秒間) に [f・8] キーを押します。 間に合わない場合は、メモリカウントが終わったころから、またはハードディスク起動メニューで起動ドライブを選択するときから押し続けるとよいでしょう。
次に、表示されたメニューから「コマンドプロンプトのみ」を選択します。

起動後はほとんど MS-DOS と変わらないので、市販の多くの MS-DOS の解説本などが役に立ちます。特に「NEC PC-98用 MS-DOS Ver 6.2 」用のものが参考になるでしょう (DOS/V 対応版はだめです)。
コンピュータの使用をやめるときは、DOS のプロンプト ( A:\> のようなもの) が出ている状態で、[STOP] キーを数回押し、ハードディスクにアクセスしていないことを確認して、電源またはリセットスイッチを押します。
また、プロンプトから WIN と入力して [Enter] キーを押すと、Windows95 が起動します。


ご注意

ここで紹介しているのはあくまでも設定例です。ほとんどのゲームはこの設定で動きますが、中には正常に動かないものもあります。
当方では現在までに、この設定による問題になるようなトラブルは発生していませんが、この設定を行ったことにより、万一重大なトラブル (データ、ディスクの破損など) が発生しても当方は一切責任は負いません



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Updated : Nov 28, 1998.