極めて安全な暗号化プログラム PGP (Pretty Good Privacy) の使い方 for Windows 95/98 & DOS
PGP は世界でもっとも信頼され普及している、公開鍵方式の暗号化、電子署名プログラムです。 電子メールや大切なファイルを暗号化したり、電子署名をつけることで、世界に開かれたインターネット上でのプライバシーやデータを守ります。 PGP で暗号化したファイルの解読には、最新のコンピュータを大量に使用しても膨大な時間がかかり、そのセキュリティは極めて安全です。 しかも、非商用利用に関しては無料で使用することがでるので、個人での使用には最適です。
以前の合衆国の暗号輸出規制という歴史的経緯により、PGP には "合衆国版" と、"国際版" の2つのシリーズがあります。 合衆国版と国際版はお互いに互換性があり、暗号の強度も十分なものが用意されています。 輸出規制は 1999/12/13 に解除されましたが、国際版はより機能を拡張しているので、現時点では国際版をお勧めします。
[PGP 用語説明]
最新の PGP 6.xi や PGP 5.5.3i は、Windows 95/98/NT, Macintosh に対応しており、比較的簡単に導入できます。 PGP 2.6.3i 以前のバージョンのものはコマンドライン (MS-DOS、または Windows の DOS プロンプトや UNIX のコンソール) で操作します。
現在 PGP 国際版の最新バージョンは PGP 6.5.1i です。 PGP を初めて使う人にはこのバージョンの導入をお勧めします。
Command Line にも対応しているので PGP2.6.3i 対応のメーラでも使えると思います。
Self Decrypting Archive を使うと、PGP が無い環境でも復号できる、自動展開型の共有鍵方式の暗号ファイルを作成できます。 共有鍵方式なので、鍵の受け渡しが問題になりますが、それをクリアできる状況なら有効です。
付属の PGPnet を使えば、PGPnet を導入したコンピュータ間で TCP/IP 通信を暗号化して、安全に通信できます。 遠隔地オフィスとのやり取りなどに有効です。
PGP 5.5.3i から多くの機能が強化されています。 あなたが Windows 95/98/NT, Macintosh を使っているのであれば、普段通りのグラフィカルな環境で暗号化などの一連の操作を行えます。
また、付属の PGPdisk をつかえば、暗号化された仮想ドライブを構築して、個人のファイルやプライバシーを保護することができます。 パソコンを家族や同僚と共同使用している方にお勧めです。
こちらに [PGP 6.0.2i の導入と操作] と [PGPdisk 操作マニュアル] をまとめています (現在執筆中)。
PGP 5.5.3i は PGP 2.6.3i にかわって広く使われています。 日本語版の製品も販売され、関連書籍もいくつか発行されています。
あなたが Windows 95/98/NT, Macintosh を使っているのであれば、普段通りのグラフィカルな環境で暗号化などの一連の操作を行えます。
PGP 5.0i は、UNIX, DOS, Winsdows95/NT, Macintosh など多くのプラットフォームをサポートしています。
あなたが Windows 95/98/NT, Macintosh を使っているのであれば、PGP 5.5.3i や最新バージョンをお勧めします。
PGP 2.6.3i は、PGP 5.0i が登場するまでは広く使われていました。 PGP 2.6.3i は多くのプラットホームをサポートしています。 また、過去の PGP 2.x と 100%互換性があります。
しかし、PGP 5.xi 以降がリリースされている現在、あえてこのバージョンを使う理由は少ないでしょう。 このバージョンを使う理由として、
などがあげられます。 特にこのような理由が無いのなら、最新バージョンをお勧めします。 また、PGP 6.5.1i よりコマンドラインモードが復活しています。 PGP 2.6.3i 対応のメーラでも使えるかもしれません。
こちらに [PGP 2.6.3i の導入と操作] をまとめています。
PGP 5.0 以降、鍵を作る暗号は DH/DSS (Diffie-Hellman/DSS) 形式が推奨されています。 PGP 2.6.3i 以前の古いバージョンで作られた RSA 形式の鍵は PGP5.xi, PGP 6.xi でも使えますが、DH/DSS 形式で作られた鍵は PGP2.6.3i 以前のバージョンでは使えません。
PGP 5.5.3i, PGP 6.5.1i は DH/DSS 形式、RSA 形式のいずれの鍵も作成、使用することができます。
PGP 6.0.2i は DH/DSS 形式、RSA 形式のいずれの鍵も使用できますが、新規に RSA 形式の鍵は作成できません。
PGP 6.0 (合衆国版) は DH/DSS 形式の鍵しか取り扱えません。 RSA 形式の鍵での復号化、署名の検証も行えません。