PGP を使うためにはまず、あなただけの鍵を作ります。 PGP では他人があなたに送るファイル (メール) を暗号化するために必要な公開鍵と、誰かがあなたの公開鍵で暗号化したファイルをあなたが元に戻すための秘密鍵の2つの鍵 (鍵ペア) を使用します。
初めて PGP を使う場合、PGPkeys を起動すると鍵作成ウィザードが始まります。
また、PGPkeys の [keys] メニューから [New Key ...] を選んでも鍵作成ウィザードが始まります。
鍵作成ウィザードの指示に従って簡単に鍵を作ることができます。
[次へ(N) >] をクリックします。
ユーザ ID を設定します。
あなたの名前と電子メールアドレスを入力します。 ここで入力した名前があなたの鍵ペアのユーザー ID となります。 以降、鍵の選択はユーザー ID によっておこないます。
名前は日本語では入力できません。 例えば 「山田太郎」さんなら「Taro Yamada」とか「Taro YAMADA」というように半角英文字で入力します。
また、1つの鍵ペアに複数のユーザー ID をつけることもできます。 もし複数のメールアドレスを使用しているなら、とりあえず PGP の使用用途に合わせて代表するメールアドレスを登録しておきましょう。 残りのユーザー ID は鍵作成後につけ足します。
あなたの鍵ペアの大きさを指定します。
鍵が大きいほど安全性は高まりますが、処理が遅くなります。
768 - 4096 bit の範囲から指定します。 通常 1024 - 2048 bit で十分なようです。 初期設定の 2048 bit が無難なところでしょう。
鍵ペアの有効期限を設定します。
任意の有効期限を設定することができます。 何らかの理由で鍵の有効期限を制限したいときに指定します。 "Keys pair expires on" を選択するとカレンダーが表示され、期限日を選択できるようになります。 通常は "Key pair never expires" (期限なし) を選びます。
暗号ファイルを復号したり、ファイルに電子署名をするときに使う、あなただけのパスフレーズ (パスワード) を設定します。
パスフレーズは確認のために 2回入力します。 "Passphrase:" と "Passphrase Confirmation:" に同じパスフレーズを入力してください。
パスフレーズを入力するとき "Hide Typing" がチェックされていると、キーを押しても画面には表示されません。 他人が周りにいるときは安全のためチェックしておきましょう。
パスフレーズは、自分が忘れるようなものではいけませんが、他人が簡単に推測できるようなものは避けましょう。 パスフレーズは長い方が良く、8文字以上が推奨されています。 パスフレーズの長さに応じて "Passphrase Quality :" (パスフレーズの品質) がバーの長さで表示されます。 パスフレーズにはキー入力できるすべての英文字や記号が使えます。 途中にスペースを入れてもかまいません。 ただし、日本語は止めときましょう。
両方のボックスに入力したら [次へ(N) >] をクリックします。
入力したパスフレーズが8文字以内だとセキュリティ上の危険性を警告されます。
8文字以内のパスフレーズでも良ければ [次へ(N) >] をクリックします。 8文字以上のパスワードに変更する場合は [< 戻る(B)] を選択して、新しいパスワードを入力してください。
これまでに入力した情報を元にあなたの鍵ペアを生成します。
生成には多少時間がかかります。 しばらくして [次へ(N) >] が選択できるようになったらクリックします。
インターネットに接続して、今作成した公開鍵を公開鍵サーバに登録することができます。
あなたの公開鍵を公開鍵サーバに登録したいなら、インターネットに繋がった状態で、"Send my key to the root server now" をチェックして [次へ(N) >] をクリックします。 ここで登録しなくても後で登録することもできます。 通常は登録の必要はありませんので、そのまま [次へ(N) >] をクリックします。
これであなただけの鍵ペアができあがりました。
[完了] をクリックして鍵作成ウィザードを終了します。